こんにちは、ロジャーです
今回は、
うつ病で休職しようと思っているけど、
収入不安!
もう体が限界だから会社を辞めたいけど、
次の仕事が決まってない…
と迷っている方の為に、
休職時の傷病手当と
退職後の失業保険についてまとめました。
俺自身、うつ病で休職した経験があるので、
傷病手当や失業保険については
「何でそこまで知ってんの?」
って言われるほど詳しくなりました。
恐らく、この記事を読んでいる方は
現在、うつ病で休職しているけど、
とにかく今すぐ退職したい!
今後、休職することを考えているけど、
その後が不安…
などなど気になること、
不安なことがたくさんあるはずです
実際、こういったサイトを運営していて
うつ病で休職している方とお話すると、
将来が不安で焦っている方が多いです
そういった方に
冷静に行動してもらうために、
今回は休職中や退職後の収入について
徹底的に解説していきます
いや、そもそも退職すりゃいいのか?
休職すりゃいいのか?
どうすれば良いのかわかんない!
っていう方はこちらの記事を
参考にしてみてくださいね↓
目次
休職中の傷病手当とは?

傷病手当とは、
病気や怪我で休職している
被保険者を対象として、
生活を保障するためにある
制度のことを良います。
当たり前ですが、休職中は
働いていないので給料はゼロとなります。
残業代もゼロです。
そのため、本来であれば
収入がストップするわけですが、
そんな状態で病気や怪我を
治すのはなかなか厳しいですよね。
そのために傷病手当という制度があり、
ある程度の収入を
受け取ることができるというわけです。
傷病手当を
受け取れる期間は最大で1年半です。
うつ病になったばかりの方は
さっさと休職して、
さっさと回復することをおすすめします。
俺がうつ病を乗り越えた物語は
こちらの記事にまとめてあります↓
傷病手当を受ける条件はあるの?
傷病手当を受け取る条件は
大きく分けて3つあります!
うつ病で休職している方は、
この条件を満たしているはずです
怪我や病気の療養の為、労務不能であること
傷病手当受給には、
医師の指示により病気や怪我の療養を
していることが必要になります。
その為、休職を開始するときには、
医師の診断書を会社に提出する必要があります。
休職期間中に給与の支払いがないこと
給与の一部あるいは全部が
支払われなかった時に支給されます。
給与の一部の場合は、
傷病手当金よりも少なかったときに
その差額が支給されるということになります。
4日以上、出勤が出来なかったこと
3日以上連続して仕事を休んだ場合、
最初の3日間は免責期間として
傷病手当は支給されず、
4日目以降から支給されます
傷病手当金ってどれくらい貰えるの?

傷病手当は、欠勤していた過去の分を
申請して受給するという形になります
なので、未来の欠勤予定の分は
申請することは出来ません。
例えば、
4月1日から休職していたとして、
今日が5月1日で傷病手当の申請をした場合、
最初の3日間は免責期間分として
傷病手当は支給されず
4月4日〜4月30日分の傷病手当が
支給されるということになります
給付額は法廷給付と会社の健康保険から
給付される分の合計が
傷病手当金として支給されます
会社によって給付額は変わるので、
詳しくは会社の人事等にご確認ください。
一般的には
基本給の7割〜8割程度の支給額になります
退職後の失業保険とは?
では、休職ではなく退職した場合の
保障制度について解説していきます
退職したあと、仕事に就いていなければ
失業手当金を受け取れる場合があります
退職するつもりだけど、
まだ退職の手続きが終わってない!という方は
こちらの記事もチェックしておきましょう!
失業保険とは正式な名前ではなく、
雇用保険の基本手当を失業保険と呼んでいます
これは、
何らかの事情で会社を退職した場合の時に、
次の仕事に就くまで間の生活を
保障するための国の制度になります
休職期間が満了となってしまった場合や、
とにかくもう
限界だから会社を辞める!!って方は
失業保険を
しっかりと知っておくべきですので、
最後までお読みください
失業保険を受ける条件はあるの?

失業手当金を受給するには、
いくつか条件があります
早速、確認していきましょう!
離職日から以前の2年間に被保険者期間が通算で12ヶ月以上あること
基本的には離職日から
過去2年間に12ヶ月以上は
働いていた必要があるということになります
ただ、新入社員の方や
入社したばかりの方など2年間遡っても、
まだ1年以上働いていないという方は
条件を満たすことが出来ません
そういう方は素直に、
休職したままの方が良いでしょう
また、長期の休職(30日以上)によって
過去2年間を遡っても
12ヶ月働いていない場合、
離職日から過去2年間に加えて、
休職の日数を加えた期間で判断されます
この救済措置によって、
最長で過去4年間遡って
判定されることがあります
再就職する意思があること、勤務可能な健康状態だが仕事がない状態であること
失業保険は、
「働くことが出来るのにも関わらず、
仕事がない」という方の
生活を保障するための制度です
なので、
うつ病でとても働く状態ではない…
という方は受給することは出来ません
まずはうつ病を治すことが最優先である
ということを忘れないでくださいね
失業手当受給の流れ

必ずお住まいの地域の
ハローワークに雇用保険申請の手続きを
確認しておきましょう
ここでは簡単に、失業保険の申請の
流れを解説しておきます
まずは離職時に会社から
- 雇用保険被保険者証
- 離職票1
- 離職票2
を受け取ります
お住まいの地域のハローワークに行き、
「求職の申し込み」をした後、
離職票1、2を提出します
それに加えて、
- マイナンバー確認書類
- 身分証明書(免許証などの写真付きのもの)
- 写真2枚(最近のもので、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)
- 印鑑
- 本人名義の通帳あるいはキャッシュカード
を持参し、申請の手続きを
ハローワークにて行います
受給資格が決定したあとは、
失業保険受給者向けの説明会に参加し、
その後、失業の認定がなされます
失業の認定は基本的に4週に1度行われ、
その期間内に2回以上は
求職活動を行った実績が
必要になるので注意してください
出来ることなら休職を続けた方が良い

ここまで傷病手当金や
失業保険について解説してきましたが
出来ることなら
休職を続けた方が絶対に良いです
解説したとおり、
失業保険は元気な状態でなければ
受け取ることが出来ません
うつ病でまだ回復しきれていないのであれば、
休職しておきましょう
活動し始めるのは、
元気になってからで大丈夫ですし、
なんなら休職中に転職活動をやったって、
法的には問題ありません
そこらへんのことは
こちらの記事で詳しく解説しています↓
俺は収入に不安はなかった
俺の場合は収入に関しては
不安はありませんでした。
というのも、会社の給料以外に
自分で稼ぐという方法があったからです
は?どういうこと?って感じだと思うので
まずは
俺がうつ病になったきっかけからお話します
俺は大学院を卒業して、
とある自動車メーカーに就職をしました
夢と希望を抱いて入社したものの、
待っていたのは絶望の毎日でした
上司に怒られまくったり、
祖父が入院して死にかけてるのに、
会いに行けず働かされたり
やる意味もない仕事を押し付けられたり、
そんな会社生活を送っていくうちに
俺は仕事中にゲロ吐くようになって、
最終的にはうつ病になってしましました
もうこの会社は嫌だ、辞めたい。
そう思ってからは、
転職サイトで求人を漁ったり
転職エージェントに登録しまくって
色んな話を聞いてみたものの
ピンとくる転職先は見つかりませんでした。
そんな悶々とした日々を
送っていた時、ひょんなことから
世界を旅しながら生きる起業家の男と出会い、
俺の人生は激変しました。
で、今の俺は
ゲロ吐きながら仕事をしていた
俺の生活とは真逆の刺激的で
めちゃくちゃ楽しい毎日を送っています
あれ?俺って本当にうつ病だったけ?
って思うほどです
俺が会社に入社してうつ病になった時の話や
起業家との出会いについては
こちらの記事にまとめてあります↓
面白いと評判なので、
ぜひ読んでいってくださ〜い
休職して復帰か退職かという選択を求められてるときに
それ以外で収入を得られる状況なら不安がなくなりますね。
休職する方は、もう無理だとならずに
この機会に副業してみようと思ってもらえたらいいけど
なかなかそんなメンタルじゃないのも現実ですね