こんにちは、ロジャーです。
今回は、家族との関係がうつ病の一因と
なってしまった方の体験談をシェアします。
今回の体験談を聞かせてくれたのは
ハンドルネーム、山田つばめさんです。
家族関係とかって、
あんまり人におおっぴらに話せることでもないし
なかなか人に相談したりするのが難しいんですよね。
俺もつばめさんと同じように、
親との関係には苦労した経験があります。
俺の親の場合は、過干渉ですね。
俺がビジネスを始めて、起業する!と決めた時には
異常なほど反対されました。
怪しくないの?危ないないの?
もうそればっかで、
本当に気が滅入りました(笑)
しかも
心配してくれているからこそ過干渉になる
っていう善意があるからこそ
反論もできないし、怒れないから
どんどん自分に圧力がかかるんですよね…
では、本記事では
そんな俺と同じように、
ハードな家族関係を乗り越えた
つばめさんの実体験をお送ります。
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私の両親は心配性で、昔から過干渉でした。
私は家族関係で悩み、うつ病で苦しんできましたが、
どのように解決したのか結論から言っちゃうと、
『物理的に距離を置いてしまう』
『信頼できる人に囲まれる環境を作る』
この2つが解決方法となりました。
人間は自分と他人の間に境界線を引いて、
プライバシーや自己の考えを確立していきます。
しかし、私の親は自分たちの価値観と、
娘の価値観に相違があることを良く思わず、
私のプライバシーなど無いも同然で口出しをしてきます。
20歳を迎えて何年も経つと
「もう自分のことはできるから、
ほっといてくれー」
ってなるのが人間です。
でも、
親から子供扱いされて不快に思うことって、
ある意味では普通のこと。
今回は、じゃあ何故、
家族関係がうつ病の原因になってしまうのかをご紹介します。
家族関係で漠然としたモヤモヤがあるなら、
対処が必要な状態かもしれません。

親との関係

親子関係って、一生変わりません‼︎
何年経っても、私は親の子供だし、
親は子供のことを常に心配しています。
私の親は、
子供を自分の所有物として認識している
と感じる部分があります。
「毒親」という言葉をご存知ですか?
ざっくり説明すると、毒親とは
子供を支配してしまう親のことを言います。
子供に過干渉な親や、
暴力や暴言で子供を支配する例もあります。
私が、
自分の親は毒親だと気付いたのは
短大生の頃でした。
高校生の頃から、
何となく私と親の関係性に違和感があったのですが、
小学生の頃から私の周りは難しい家庭の子が多く、
「こんなことで不幸ヅラしてちゃダメだ」
って何故か考えていました。
いま思えば、自分が辛いなら辛いって
受け止めて良かったって思うんですけどね。
毒親だと確信に変わったのは、
ネット検索で「親が重い」という記事を見た時です。
ネットのチェック項目形式の記事って、
だいたい7割以上はチェックが付くようできています。
今ではそういう大人の事情もわかりますが、
当時はチェックが大量に付く画面を見て、
ただただ絶望しました。
自分の親は、毒親なんだ…って。
長年、言いなりになっていた自分への自己嫌悪と、
心配してくれているとわかっていても、
私の自由を奪っていた両親に対する苛立ち。
自分の両親が毒親だと知ってから自分が結婚するまで、
約6年間はゲームと酒に時間を使って、現実から逃げました。
両親との関係で生きづらい人は、私の知る限りでは、
目上の人に対してコンプレックスを抱きやすくなります。
社会へ出てからも、
上司の前で萎縮して本領発揮できなかったり、
イジメの的になることもありました。
私の母親は、
気分で言うことが変わるタイプだったのですが、
私の上司になる人も母とよく似た女性が多く、
何度も苦しい思いをしました。
夫には結婚前から事情を話していたこともあり、
現在は「2人が楽しい日を過ごす」ことを大切にしながら、
穏やかな生活をしています。
やっぱり親といえど、
大人になってからは適度な距離感というものがあります。
親に気を遣って辛い思いをするくらいなら
物理的な距離を取るってのは大事だなーと思います。
兄弟や姉妹

兄弟姉妹は昔から比較されやすく、
一生のコンプレックスを抱えることも多いです。
私には妹がいますが、
姉妹仲はとても良かったです。
子供の頃は2人でピアノを習い、
2人で絵を描くことが大好きでした。
そんな私たちを見て、
両親と祖父母が言いました。
「お姉ちゃんはピアノの才能があるけど、
絵は妹の方が才能があるね。
お姉ちゃんはピアノを頑張って、
絵は描かなくてもいいんじゃない?」
きっと誰も悪気なんて
全くなかったんだと思います。
でも、私は大人になっても絵を描くと
当時のことを思い出して、
絵が描きたくなくなりました。
こんな細かいことは、よくある話だと思いますが、
こういう大人のちょっとした一言が子供の心を傷つけたり、
私の場合だと、
自信を持って絵を描く妹を妬んでしまう
といった結果を生んでしまったのです…
しかし、私が
妹と距離を取るようになった理由は別にあります。
妹は、私の母親に年々似て毒舌になり、
私の考え方や行いを否定するようになりました。
こうなった原因は、
実家内ヒエラルキーで、私は最下位にいたからです。
私は、
あまり人に言い返すことがありません。
というより、なかなか出来ません。
そのため、
両親から怒りやストレスをぶつけられる私を見て、
自然と妹の中でも「負の感情をぶつけてもいい相手」
なのだと認識されてしまったのです。
うがった見方だと思われるかもしれませんが、
人間なんてそんなもんです。
歪んだ家族関係の中では、
サンドバッグ役になる人間が存在します。
妹とは、趣味も似ているので、
趣味の会話をする分には楽しいです。
結婚して実家を出てからも会いたいと言われることが多く、
最初は会っていたのですが、
会った後にHPが1になるので、
上手く言って会わないようにしています。
ここもまた、結局ですが
距離を置くというのが私にとって最善策となりました。
兄弟姉妹の振る舞いは、
家族内の自分のポジションを知らされる、
一番わかりやすい目安だと私は思っています。
祖父母との関係

祖父母といえば、孫にとっては
甘やかしてくれる存在
という方も多いんじゃないでしょうか?
私の祖父母も例外ではなく、
会えばオモチャを買ってくれたり、
欲しいお菓子を買ってくれました。
しかし私の母親は、
祖父母の家から徒歩5分圏内に住んでいた頃、
祖父母が私たちを甘やかしたり、
子育てに干渉してくるのが嫌だという理由で、
引っ越しを決断したことがあると成人になってから聞きました。
別に、祖父母と会う回数が減っても、
私にはどうでもいいことでした。
実家にいる頃は、なるべく祖父母とも
電話で連絡を取り合ったりしていました。
私が祖父母と距離を起き始めたのは、結婚後です。
私たち夫婦は、子供を望まない夫婦です。
このことは親族には一切話していません。
そのため、祖父母に会うと
「結婚したら、次は子供だね」と言われるのです。
最初はジェネレーションギャップだと思って、
聞き流すようにしていたのですが、何度も言われるうちに
「子供を望まない私たちがおかしいのか?
普通じゃないことって悪なのか?」と考えて、
3回くらい煮物を焦がしてしまったこともありました。
そんな私を見兼ねて、
「僕の親族は僕が会うようにするよ。
辛いなら会う回数も減らそう」
と言ってくれたのが夫でした。
ちなみに、
両親から子供の話をされることはありません。
結婚して間もなく、
私に婦人科系の病気が見つかり、
どちらの親も私たちに子供の話題は
タブーという空気が漂っています。
夫婦関係によるもの

私は妻の立場ですが、
実家で両親の関係を見ていて、
旦那さんがうつ病に陥る家庭の傾向に気付いたので紹介します。
私の母親は、
「言うよりも先に気付いて助けて欲しい」
というタイプでした。
所謂、察してちゃんですね。
思い通りにいかないと、大きな音でドアを閉めたり、
物に当たるタイプで、このタイプの人がいると、
必ず空気がピリつくので、自覚のある人は注意してください。
両親は、私が学生の間は目立った夫婦喧嘩をしなかったのですが、
社会人になってからは露骨に喧嘩をするようになりました。
母親からは父親の愚痴を聞かされ、
父親は母親が何に怒っているのかわからず、
なかなか仲直りしない日が続きます。
これ、
他の夫婦にも心当たりがあるのではないでしょうか?
奥さんの不機嫌に遭遇したくないから、
家に帰りたくなくて会社に残ったり、
寄り道する人もいるでしょう。
残念ながら、
これは旦那さんから奥さんに
「不満は、ちゃんと言葉にして欲しい」
と言っても改善が難しい問題です。
察してちゃんは
「言葉にしなくても、気づいて欲しい!」
と思いながら、常に複数の不満を抱えています。
例えば、家事をして当たり前だと思われているとか、
休日のスケジュールは奥さんに丸投げしてるとか、
そういった小さいことの積み重ねが奥さんの不満になっています。
そのため、
旦那さんが奥さんの抱えている不満を少しずつ取り除くことで、
2人が歩み寄れる余地ができます。
察して欲しい状態になっている奥さんの多くは、
家事をしても当たり前だと思われて、
旦那さんから感謝の気持ちを抱かれていないことに不満を感じています。
一番良いのは、家事を分担することですが、
仕事の都合で難しい場合は、
「ありがとう」
と素直に伝えるようにしてください。
この言葉があるだけで、
やり甲斐を見いだせるんです‼︎
その他に、
「好き」や「愛してる」といった言葉を
しっかり伝えることも大切です‼︎
夫婦関係が長続きするにつれて、
男女として意識することが無くなってしまいます。
奥さんを、
いつまでも一人の女性として大切にすることは、
夫婦関係を良くする上で大切なことです。
うつ病の原因と距離を取ること。
1.親から支配されて育つと精神的に影響が出やすい
2.兄弟姉妹で比較されて育つと劣等感から、うつ病を発症しやすい
3.祖父母から干渉はジェネレーションギャップだと割り切る
4.奥さんの不機嫌の理由がわからない時はコミュニケーション不足
5.旦那さんにしてもらいたいことは言葉で伝えるようにする
家族関係で、一番うつ病に繋がりやすいのは、
やはり親子関係です。
一般常識として
「両親には感謝すべき。尊敬すべき」といった風潮があるので、
目に見えるほどの虐待を受けていない場合は、
「親に感謝できない自分が変なのかな」と考えてしまいがちです。
でも、あなたが辛いと思うなら
負担になっていることに間違いはありません。
完全に縁を切ってしまわない方が良いですが、
物理的な距離を置くことは大切です。
あなたが自立するためにも大切なことですし、
家族も我に返って「干渉しすぎてたな」
って気付きやすくなります。
そして、自分自身が一緒にいて楽しい人や、
前向きになれる人に囲まれるようにしておくと、
振り回されることも無くなり、
うつ病から回復することにも繋がります。
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というわけで
つばめさんの家族関係のお話でした。
ただでさえ、仕事で疲れるのに
家に帰っても家族との関係がうまくいかなくて
気をつかわなきゃいけなかったり、
苦しめられるって考えたら
やっぱり俺も
「物理的な距離を置く」ってのは大賛成ですね。
あと、ロジャーの個人的な意見ですが
うつ病って環境次第だと思ってます。
やっぱり、人それぞれ
合う環境、合わない環境ってのがあると思うし、
合わない環境に置かれてしまっているなら
しんどくても、楽になるために行動するべきですね。
俺は実際に行動して、環境変えました。
なるべくポジティブで勢いのある人間と
絡む機会を増やしたりもしました。
そして、
自分が夢中になれるものを見つけました。
俺が夢中になれたものは、ビジネスです。
ビジネスって勉強すればするほど
奥が深いし、儲かるし、やってて超楽しいんですよね。
楽しくなれること、
あるいは楽しめそうなことでもいい。
何か自分のエネルギーを注げるものがあると
少しずつ生活が楽しくなってくるので
自分がハマれるものを探すのは超おすすめです。
俺がビジネスと出会ったきっかけや
稼ぐまでの物語は下記のリンクから読めます↓
たとえ家族、たとえ親だとしても
ある程度の距離感は必要で近すぎるとストレスになりますよね。
私も実家を離れて一人暮らしをするようになってから
親と良好な関係になれました