こんにちは、ロジャーです
今回は、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」について
考察&レビューをしていきたいと思います
このヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズは
現在まで、「序」「破」「急」の3作品が公開されました。
この3作品の中でも、この二作目の「破」はエンターテイメント性が高く、
エヴァを見たことのない人でも楽しめる作品になっています
ネタバレが嫌な人はぜひ実際に映画を見てください
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【考察】あの名シーンの独自性
ヱヴァンゲリヲンのストーリーは、見たことのない人向けにわかりやすく言えば
使徒という人類の敵が現れ、ヱヴァンゲリヲンというロボットで戦っていく話です。
(ロボットじゃなくて人造人間だろ!!というツッコミはナシでお願いします。笑)
で、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の名シーンがこれ↓
とりあえず2分半しかないので見てください。衝撃的です。
主人公:シンジ(エヴァ初号機のパイロット)←紫色のロボット
ヒロイン:アスカ(エヴァ3号機のパイロットへ選抜される)←黒のロボット
というわけなんですが、
シンジとアスカは、同じパイロット同士で親密な関係にあります。
で、アスカが乗る黒いエヴァが、敵に乗っ取られて暴走してしまって、
シンジが乗る紫のエヴァがその暴走を止めるシーンです。
状況としては
シンジは、アスカが乗るエヴァと戦いたくない、
アスカを殺したくない。
でも地球を守るために暴走を止めなきゃいけないので、このおっさんが
シンジが乗るエヴァを強制自動操縦モードにし、アスカが乗るエヴァをボコボコに。
このおっさんは、シンジの父さんですよ↓

シンジは自分が乗っているエヴァを制御できない状況…
シンジ「止まれ!止まれ!止まれ!止まれ…!!!」と叫ぶ。
この白い筒に、ヒロインのアスカが乗っています↓
それをくわえるシンジのエヴァ。

このシーンを見ている俺は
「うわああああああ!!やめろおおおお!!
いやああああ!!アスカああああ…」って感じです

要するに、
主人公がヒロインを殺してしまう
という超衝撃的なシーンということになります
にも関わらず、このBGMです。
とてつもない違和感
こんな衝撃的なシーンなのに、
なんで小学生の合唱みたいなBGMなんだ???
と、この映画を初めて見たときに思いました。
普通なら、もっと破壊的で悲劇的なBGMにするはず。
にも関わらず、このシーンでは
ほんの少しの可愛らしさと不気味さが混じったようなBGMだ。
曲名は「今日の日はさようなら」
森山直太朗のお母さん、森山良子さんの曲です
映画を見終わった後も、このシーンがぐるぐると頭を巡る…
正直、映画とかドラマとかアニメとか見ても印象的なシーンはあれど
頭から離れないシーンってなかなかありません。
なぜ、ここまで強く、脳に刻まれるシーンになったのか。
その理由は
予想外の展開×予想外のBGM
だったからと考察しています
主人公がヒロインを殺してしまうという予想外、
違和感のある不気味さを持ったBGMという予想外です。
【感想レビュー】「予想外」は脳に刻まれる
この名シーンの予想外っぷりには学ぶべき点が多いです。
ちなみに映画のラストシーンも、
予想外の展開×予想外のBGMになっていて、超面白い。
自分でビジネスをやっている俺としては、
この「予想外」を生み出すということを非常に重要視しています
今の時代って、価格競争と大量生産によってモノは溢れかえっているし、
インターネットの急速な成長に伴い、人々が手にする情報量も膨大です
だからこそ、ありきたりなモノやコンテンツではつまらないし
ユーザーからすれば別に魅力を感じなくなっているんですよね。
薄型テレビとか本当に良い例ですよ。3Dテレビとか一時期ありましたよね。
でもユーザーには見向きもされなかった、3Dという付加価値がユーザーに認められなかった。
そうなってくると、価格でしか勝負できなくなる。
だから薄型テレビの価格が3年で半額以下まで暴落する事態になるんです。
(今、テレビってびっくりするほど安いですよ。40型でも5万前後です。)
これって、マーケティング的観点から言えば、
コモディティ化してしまっているということです。
そういった背景もあって、
俺のブログは常に予想外な面白さを追求しています。
時給4000円でチャットボーイやってみたりとか(笑)
その時の話はこちら↓

とにかく、
「え!?何それ!?と思われるような、面白いことやりてえ。」
と企みながら、常に脳みそフル回転させています。
今後も、見ている方の脳に刻まれるような予想外なことやっていきますよ。
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もちろんビジネスの本質的な話もぶっこんでいるので勉強にもなります。
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ありきたりじゃない、予想外のことは記憶に刻まれて
なんであんな演出なんだろうとか
色々考えてしまいますよね