こんにちは、ロジャーです。
今回は、自動車業界の不況について深堀してみようかなと思います。
コロナ不況と世間が騒いでいる中、
「俺このまま働いてたらやばい?」「自動車業界に興味を持ってるケド…」
と悩みがある人必見です。
実際自動車業界で働いていた私が、今の状況と未来予測を踏まえつつお話しします。
まあ正直コロナの影響受けているのは間違いないです。
生産や販売に影響が出て納車も遅れているし、中国や日本で販売数がかなり減ってます。
豊田社長も「勘弁して~~~!」と叫びたいはず。
この現実、確かに苦しいですよね。
でも昔の俺みたいに不安不満や苦痛があったとしても諦めないで欲しいです。
この記事を最後まで読めば未来を明るくする方法が分かります!
そもそも需要減で厳しすぎ問題

コロナ感染者ピーク時って「外出ありえない」みたいな雰囲気でしたよね。
だから車って使うタイミングなかったじゃないですか。
残念ながら使わない=必要ないになっちゃうんですよね、必要ないと思ってるものに購買欲はなかなか沸いてこないです。
最近でいうとエコバックですかね。
欲しいと思ったこと今までなかったんですよ、俺。
でもレジ袋が有料化になったってことで、ちゃっかり購入しました。
生活に必要ないなって思われてるってことは、需要がないってこと。
現状コロナ時代に需要低下した飲食、宿泊、運輸業は倒産が目立ちます。
すべての店舗が影響を受けていたとしても、特に危機的状況になってしまう店舗が出てしまうのは悔しいことですね。
自働車業界でいうと日産は手元資金が少なく、この激しい競争で耐えられるか不安視されてます。
フランス・ルノーと米フォードも主力の市場落ち込みに加えて、資金繰りが厳しくなるかもと問題が多くありそうですし。
反対にトヨタは約1年分の固定費に釣り合うほどの資金を持ち、VWは中国市場をどこよりも早く再開して勢いを持ってるみたいです。
需要が減退して売れない。
だから工場停止するのは分かるけど、メーカーで働いている人はどうなるんだ。
もし俺が働いてたときだったら…ってニュースをみながらつい想像してしまいます。
突然仕事がなくなったらまじ困りますよね。
働いてる立場だったら、コロナより収入なくて生活苦になる方が怖い人多そう。
政府の支援も十分期待できるわけじゃないですしね。
だからVWがすぐ市場再開したのには、好感持てます。
苦しいときこそ、縮こまって怯えているだけじゃダメなんですよね。
苦しいときこそ、勇気を出して行動することってかなり大事。
行動してこそ、現状を変えられるチャンスができる。
こうしたらいいなとかもっとこうできるなとか改善策が出てくる。
大きい企業だと失敗するダメージも大きいから、その分不安もあるんだろうけど
踏み出して進んだことで、それを強みできてるっていうのは見習う所です。
このように自動車メーカーの競争が激しい中、
2020年世界の自動車生産台数は約21%程度落ちると言われてます。
リーマン・ショックの時で約12%減だったらしいので、それより上回るって相当です。
7月段階でも工場の稼働を調節しているところがあるようですが、今年の秋ごろには計画通りに戻るだろうと予想されています。
これ以上コロナ感染者が増えず、不都合なことが起こらないことを願うのみです。
困窮の深刻さは想像以上かも

コロナの影響で国内工場は稼働率が低迷してます。
派遣会社は、そこで働く派遣社員を自動車関連から好調な食品分野へ振り雇用維持に懸命です。
トヨタも昨秋と比べると3分の2の水準まで派遣社員が減りました。
製造現場で働く派遣社員は全国でおよそ40万人ほど。
その中でも約27%を製造関連が占めます。
2017年からトヨタは派遣社員を受け入れ始め、昨年9月には約1200人いました。
ですが今年に入り900人、そして800人と驚くほど減ってます。
たった1年でも社会の流れは一瞬で変わってしまうんです。
時代の変化は早いうえに、予想外な事件が起こるので何があるか分かりませんね。
今は新規の派遣社員募集をやめ、欠員の補充もしていませんが
「契約期間の更新に応じるなど、雇用維持のため引き続き努力する」としています。
大体6割ほどの休業手当を負担し、派遣会社を通じ社員に支払っているようです。
日産も約200人の派遣社員を抱えていて、同様休業手当を払ってます。
ですが財務基盤の弱い地方の2次、3次下請けの部品メーカーと取引してる派遣会社にとってはかなり厳しい状況です。
東洋ワークという派遣会社も勿論休業中の社員に手当を払ってますが、原資は「大手の取引先は払ってくれても6割までで残りは当社が負担している」
「2次、3次下請け部品メーカーではゼロのところもある」と言います。
働いている人も仕事がなくなり辛いとこですが、雇っている側も負担がかなりありますね。
リーマン・ショック時、大量の派遣社員を解雇する派遣切りが社会問題になったぐらいですから、今回コロナ不況でまた同じことを繰り返すのではと頭をよぎります。
しかしコロナの影響を受けてはいるが受注がなくなっているわけではありません。
リーマン・ショック後のように需要が消えた状況ではないため希望はあるようです。
反面すでに派遣切りにあい、路上生活を強いられている人は多くいます。
支援団体の受け皿が飽和状態になり、支援する側も疲弊している現実があります。
生活保護を受けないと生きていけない人だっています。
俺たちが気にも留めないところで苦しんでいる人は想像以上に多いんじゃないかと思います。
派遣社員じゃないから関係ない~とか大手企業だから大丈夫だわ~とかそういう話じゃないんですよね。
この問題は、もっと興味を持って深く考えるべきです。
1年後、2年後もしかしたら今以上に最悪かもしれませんよ。
救いの手はなんとAI?!
大変なのは自働車メーカーに限ったことではありません。
顧客と接する自動車販売ディーラーや整備工場だってそうです。
営業時間短縮されたり、非対面査定サービスが導入されたりしていますからね。
非対面査定サービスってのは、「ガリバードライブスルー査定」提供のことです。
ガリバーがコロナ感染に不安を持つ顧客へ、安心・安全なサービスを新たに生み出したそう。
しかもそれが気軽で超便利。
なんて言ったって車に乗りながら、設置してあるマイクに車検証情報と車両情報を伝えたら約3分でAIが査定価格をモニターに提示してくれるんですよ。
なにそれ、AIの進化すげぇ。
コロナ不況を回復するのに、購入意欲を持ってくれている顧客は企業にとって神。
だからその人たちに安心・安全だよ、とアピールできるサービスを考えます。
それで適切だったのがAIです。
だって人と人が関わらなければコロナなんて怖くないですし。
でましたね、コロナだけじゃなくAIという敵が。
こんなの開発されちゃうと人間の仕事減っちゃいますよ…
自働車メーカーにいた俺がずっと恐れていたことが実現しようとしている。
当時から製造を自動化するためのロボット開発に関わってたんで、AIに仕事取られる危機感は持ってました。
アメリカのトヨタ自動車では、販売の大半が電子商取引だったって話もあるぐらい進んでます。
電子商取引とは見積もりから決算までをオンラインでしちゃう取引のこと。
もうネットで新車を買う時代が来つつあるんですよ。
実はそれが数字にもでてます。
トヨタのアメリカ販売数が約8万4千台でした、ではオンライン販売はそのうち何台を占めていたでしょうか???
正解は…約8万台。
え、ほぼじゃん!
って突っ込みしてくれた人多いはずです。
数字で見るとAI化が近づいてくるのを実感しますよね。
日本に近い中国も非接触発注・デリバリーシステムをスタートさせています。
このシステムで、オンライン上から欲しい車の契約が可能。
しかも、凄いのはそれだけじゃありませんよ。
その車を納車するときは、販売員がキャリアカーに車両を乗せて運搬します。
そして購入者の自宅に着いたら、キーを渡さないといけません。
でも、購入者と感染を防ぐために接触は避けたい。
ってときに登場するのがドローンなんです。
ドローンを飛ばしてベランダに届けちゃうという、飛びぬけた発想で解決しちゃうんですね。
変わった使い方が面白いし、なにより賢いです。
日本でも、田んぼに農薬まくときなんかにドローン使ってますよね。
実際見たことあるんですよ、田舎~な風景のなかドローンがいたのが結構印象的でした。
決して都会だけがAI発展してるってわけではないんです。
もう予想以上に広く浸透してきていますよ。
新車を買うって思考はもう古い
突然ですがシェアリング・エコノミーを知っていますか?
ネットを通じ、物・場所・スキルなどを共有したり交換したりする経済の仕組みです。
例えば場所でいうと、会議室やスポーツ施設などを利用できるサービスがあります。
そういった空間を1時間単位で使用できるというものです。
アプリで簡単に予約でき、しかも格安で借りれるそうなので興味ある人は是非調べてみてください。
今挙げたのは一例で、他にも惹かれるサービスが沢山あります。
特に若者の間では車を買わず、誰かと共有し使いたい時だけ使うスタイルが人気になってきてるんです。
いわゆるカーシェアというのは、レンタカーと違って短時間で定期的な利用が対象になります。
事前に会員登録したらいつでも借りれる権利が発生するので、借りる度わざわざ手続きすることなく24時間どこでも使えるシステムです。
料金の面でも購入費用・車庫代・メンテナンスコスト・保険金・税金・ガソリン代ゼロ
とお得ですし、学生のときってお金ないからこれはめっちゃ助かる…
俺の時代にも欲しかった。
ですが、その代わり若者の車離れがひどくなりそうな予感。
今はまだ都市だけですが、将来地方にも交通機関が増えるとします。
そうなると通勤手段は電車やバスでいいし、たまにある長期休暇のためだけに新車を買おうとする若者は確実に減るでしょうね。
それに加えカーシェアを好む傾向から、自動車業界の新車生産台数に何かしら悪影響を与えることは明らかです。
EV化による変化

2038年には、世界の新車販売台数の50~70%はEV(電気自動車)になるとされてます。
そして2050年には、約90%EVとなることが考えられているんです。
EVは車体構造がシンプルで使用される部品数も少ないですよね。
だから内熱機関のエンジンやその他部品は用なしで、生産している工場が減っていきそこで働いている従業員も減らされてしまう。
また鉄の部品は樹脂製に変化するため、関連のメーカーへの受注が減ってしまうことになります。
それに加え、部品共通化することで部品を一括して発注することでコスト削減を狙い、新しい部品案件が減る確率が高いです。
削減したコストで先進装備を充実させ、製造工程の短縮と生産の効率を良くしようと企んでいるんです。
奴隷になるのはもう止めよう
俺はコロナ不況関係なく、自動車業界でこの先働くのって大変だと思います。
コロナの影響でクビになった友人がいるんですけど、転職先探してて「車会社募集出てたから、応募してみようかな~」って言うんで即反対しました。
冷たい奴だなって思われるかも知れないけど、もし自分の子供ができたとして(いたとして)芸能人になりたいとか相談されたら最初は反対しますよね。
そんな感じに近い気がします。
大事な人に厳しい道を行かせたくないみたいな。
じゃあ、何の業界ならいいんだよってなるけど…企業ですね、企業を勧めます!
何言ってんの、そっちの方が厳しいだろ
と心の声が聞こえてきそうですが俺もそう思ってた頃あります。
しかも「企業」「ネットビジネス」って怪しいだろとか。
でもビジネスの師匠に出会って、絶望的だった俺にああこんな生き方もあるんだって衝撃が走ったんです。
考えてみてください。
自動車業界が不況でも、仕切ってるトップの人たちはお金の稼ぎ方を知ってますよね。
ということは事業がたとえ苦しくたって、何かしら策を練って切り開く力を彼らは持ってるってこと。
そしてその指示通り、下で黙々と働いてる人は動かされるだけという現実。
この現実を変えたいなら動く立場じゃなく、動かす立場になりましょう。
人間の知恵ってすごいんですから、AIを作り出したのは人間ですよ。
知恵とは、物事の筋道を立て計画し正しく処理する人間の能力です。
知識や体験を降りかかる問題に応じて活用できる力で、知識のない知恵は使えません。
逆を言うと、知識があれば誰でも良い知恵が浮かんでくる能力を秘めてるわけです。
自動車会社を辞めたいと思ってたときの俺は、仕事のやる気がなくって心ここにあらずな感じでした。
辞めてもどうしていいか分かんなかったし、でも上司から怒られまくるしで、もうどうしたらいいんだって毎日思ってました。
でも、ネットビジネスを知って沢山勉強して実践しまくった。
そしたら1ヵ月経つうちから月30万円自力で稼げるようになりました。
コロナ不況をきっかけに、このままじゃダメだって気づける人は相当意識高めですよ。
そんな人こそピンチをチャンスに変える力があるし、成長できるはずなんです。
だから、あとは行動するのみですよ!
難しこといってんな~ってチャンスを逃すのは勿体ないです。
ここで現状を我慢してたら未来は何も変わりません、後で後悔します。
未来を変える方法があるんですから恐れず挑戦しましょう。
やり方さえ間違えなければ成功します、そして充実した毎日が待ってます。
不況なんかにビビらない余裕のある男になりましょう!
コロナで影響を受けた企業や個人は山ほどいますよね。
クビにされた人たちは
新たに仕事を見つけないととなるかもですけど
起業の選択肢も持ってみると良いと思います