こんにちは、ロジャーです。
今回は、俺の人生観を大きく変貌させた、超有名著書である
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」のご紹介です。
「7つの習慣」は、漫画版やティーンズ版など数多くの派生本が出版されていますが
そこらへんの関連する書籍は全て読み倒した「7つの習慣」オタクの俺が
初心者にもわかりやすく、徹底的に噛み砕いて、要約をまとめました。
目次
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」とは?
「7つの習慣」はスティーブン・R・コヴィー博士による著書で
全世界で3000万部以上売り上げた、超ベストセラーです。
「7つの習慣」には漫画版、ティーンズ版などの派生書籍が存在しますが、
今回はその源流とも言える『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を要約し、まとめました。
まんが版7つの習慣については、こちらの記事にまとめてあります↓
7つの習慣の内容をざっくりまとめると?
「7つの習慣」は、成功哲学や人生論などを幅広く取り扱っており、
ビジネス書でもあり、自己啓発本の代表的存在でもあります。
巷に溢れる他の自己啓発本も、
その多くが「7つの習慣」のエッセンスを含んでおり、
極論を言えば、
自己啓発本は「7つの習慣」さえ読んでおけば
他の自己啓発本を読む必要はない!
と言えるほどに充実した内容となっています
7つの習慣ってどんな人に役立つ?得られるものは?
「7つの習慣」は、人生で成功していくための原則を
体系的に詳しく解説されており、自分を成長させるためのプロセスを学ぶことが出来ます。
なので「7つの習慣」は、もっと自分を成長させたい!という向上心を持っている方には必ず役立ちます。
得られるものとしては、
日々のちょっとした出来事や現象、人間関係に対して見え方が変わります。
自分自身の成長はもちろんのこと、会社の上司との関係や、子育て、夫婦問題、
人間が生きていく上で、直面する様々なシーンで「7つの習慣」の考えを活かすことが出来ます。

7つの習慣には興味あるんだけど
本が分厚すぎて、読む気にならない…
では、初心者でもわかりやすく、噛み砕いて
「7つの習慣」を解説していこうかの。


インサイドアウト 〜人格を成長させよう〜
7つの習慣を理解する上で、
重要となる『インサイドアウト』という考え方。
これは、一言で言えば
『自分の内面から始める』という意味です。
他人や組織、環境などの自分の外側にあるもの(アウトサイド)を言い訳にするのではなく、
考え、行動、人格といった自分の内面(インサイド)を変えて、成功を引き寄せるという考え方です。

早く上司、異動にならないかな〜
本質は自分が上司とうまく連携を取れていないだけじゃろ?


まずは上司に認めてもらうために
自分の内面を変えてみよう…
7つの習慣において、原則や
パラダイムシフト、インサイドアウト
という概念は非常に重要なキーワードとなります。
詳しく知りたい方はこちらを読んでください。
成長の連続体 〜私的成功と公的成功〜
7つの習慣では成長のプロセスを体系的に示されています。
それのプロセスが成長の連続体です↓
![]()
引用:完訳 7つの習慣 人格主義の回復,P52
7つの習慣では、
公的成功には、
第4の習慣、第5の習慣、第6の習慣が
求められるとしています。

偉大な成功は残せないってことか!
では、早速7つの習慣を一つずつ見ていこう!

第1の習慣 主体的である
第1の習慣は「主体性である」になります。
どんな条件付けがあったとしても、人間は自分の反応を選択できる。
そして、その選択の責任を負っているという考え方です。
そもそも、責任(responsibility)とは、反応(response)+能力(ability)から成ります。
嬉しい時もムカついた時も、その反応を選択したのは自分であり、責任は自分にある。
主体的な人であれば自分のコントロール外(環境や他人)に注力するにではなく、
自分の反応をコントロールすることに注力するということになります。


まあ大企業だし、給料とか、世間体も良いかなーって。
その道を選択したのは自分なのに、会社に対して文句を言うのかい?


こんな会社にいたら何も成長しないっすよ。
「会社で成長しない」と選択したのはロジャー君自身。
何も行動していないのに成長しないと文句を言っているだけじゃ。


会社に文句言うのではなく、
「主体的に」自分を変えてみよう…!!
第1の習慣について
もっと詳しく知りたい!という方はこちらから↓
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
「自分の人生の終わり」を想像したとき、最終的に叶えたいことと
現在、自分が持っている人生の脚本との間にギャップはないでしょうか?
そのギャップがあるならば、人生の脚本を書き起こす必要があります。
そこで重要になるのが、「自分のミッションステートメント」
ミッションステートメントとは、信条、理念、信念を表明したものです。
人格としては、どんな人間になりたいのか?
功績・貢献としては、何をしたいのか?
これを実際に書き出して、
自分の中心となる原則を定めましょう。

難しいな〜
生きていく上で、日々更新されるものじゃ。


「人が喜ぶことをやる」だ!!
そこから実際に行動することが大切じゃよ。

第2の習慣について
もっと詳しく知りたい!という方はこちらから↓
第3の習慣 最優先事項を優先する
主体性を持って定めた
ミッションステートメントに対して
「最優先事項を優先する」という
時間管理を実行する必要があります。
7つの習慣では、
「緊急度」と「重要度」で4領域に分けられた
時間管理のマトリックスを用いて解説されています。
![]()
引用:完訳 7つの習慣 人格主義の回復,P200
ここで重要になるのは、期限の差し迫った仕事に
翻弄されるのではなく第Ⅱ領域に注力するということです。

もう毎日てんてこ舞いだよ…
無理な仕事を押し付けられないように
上司との良好な人間関係が築いてみよう。


目の前の仕事にばっか集中してたけど
上司と良好な人間関係を築けば、
根本的な解決に繋がるかもしれない!
第3の習慣について
もっと詳しく知りたい!という方はこちらから↓
第4の習慣 Win-Winを考える
第4の習慣は、人間関係や何かの取引において、
双方がメリットを享受するWin-Winでなければならないという考え方です。
自己犠牲によるLose-Winや、相手を打ち負かそうとするWin-Loseもダメ、
仮に、両者がWinにならないのであれば、NoDealという選択肢もあります。

ま〜た余計な仕事が増えたよ…
それはLose-Winの取引をしてしまったということじゃ
互いにWin-Winにならないのであれば
取引先にとってもマイナスじゃ。


この取引先に良い印象はなくなっちまうな〜
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
Win-Winを実現するためには、相手の話を感情移入して聞く必要があります。
自慢話ばかりしてくる人や、自分の考えや経験則を押し付けてくる人とは
打ち解けて、仲良くなろうとは思わないですよね?
だからこそ、相槌を打つだけではなく、
相手目線に立って、感情を汲み取りながら相手を理解していくことが重要です。

確かに、今まで上司から聞いてきたのは
仕事の指示か説教ばっかだったな…
仕事の指示をしてくるのか?
どういう感情で、説教してくるのか?
そこを汲み取ってあげなければ
上司とのWin-Win関係は成り立たないのじゃ。


上司は俺に何を期待していたのか、
どういう思いで説教してくるのか、
うまく汲み取っていかないとなあ…
第6の習慣 シナジーを創り出す
人と協力する上で、妥協で共同作業をすると、
発揮される力は「1+1=2」にしかなりません。
しかし「シナジー」はと、7つの習慣において
単純な合計よりも、大きな効果を発揮する相乗効果だと言われています。
両者の意見を活かして、信頼度と協力度を高めたWin-Win関係こそ
シナジーを生み出すことが出来るのです。

互いの得意分野を活かして
一緒にシナジーを生み出すことができるかも!
単純な共同作業ではなく、互いの違いを認め合い
相乗効果で最大の効果を狙うのじゃ!

第7の習慣 刃を研ぐ
最後の習慣は、肉体、精神、知性、社会・情緒の
4つの側面をバランスよく取り組み、自分の刃を研ぐこと。
肉体は、食事や運動によって体をメンテナンスすること。
精神は、心を鎮めて自らの価値観を深く見つめること。
知性は、知識を増やし、情報選択・収集能力を身に付けること。
社会・情緒は、人間関係を強化し、心の平安を保つこと。

仕事中に眠くなってくるんだよなあ…
どれかが欠けると、どこかが崩れてしまう。


ちょっとずつ運動するようにしてみよう!
まずはウォーキングからやるぞ!
7つの習慣の個人的感想
さーて、ちょうど162秒経ちましたね!
ここからは私の個人的感想になります。
私は元々、大手自動車メーカーに務める会社員だったのですが
仕事のストレスや度重なる理不尽な出来事によって、うつ病になりました。
それから、とあることをきっかけに、自分でビジネスを始めて起業し、
今ではPC1台で仕事をしながら、楽しく生活をしています。
そんな私が、初めて7つの習慣を読んだ時は
目から鱗が落ちるような衝撃だったのを今でも覚えています。
特に、胸に刺さったのが第一の習慣「主体的であること」
それまでの自分は、上司との関係や理不尽な出来事に悩んでいたものの
その状況を、何も変えようと行動していなかったんです。
現状を変えようとしない選択をしたのは自分。
だからと言って、誰かが助けれくれるわけでもない。
その状況を生み出しているのは自分の責任だと痛感しました。
それからもう一度、
「俺は、このままの状況で良いのか?」と自分に問いかけ、
「自分が本当にやりたいことは何か?」を見つめ直し、
自分で起業してネットビジネスに挑戦することを決意しました。
今では、この本に出会えて本当によかったと思っています。
自分でネットビジネスをやるって想像していたよりも、楽しいことだった。
誰かに喜んでもらって、自分はそれでお金を稼ぐことができて
色々な人脈も出来てきて、これこそWin-Winだなーと日々思います。
人に喜ばれるという点を考えると、
社会に価値を提供しているということを直接、体験できるので
株やFX、転売よりも情報発信をやる方がやりがいもあります。
それに投資はリスクあるし、転売は単純作業の労働ですし。
そんなわけで、
7つの習慣は俺の人生を変えた一冊であるというお話でした。
ふと立ち止まってしまった時があれば、また7つの習慣を開いてみようと思います。
7つの習慣、自分では発想のない観点ばかりでした。
ロジャーさんも第一の習慣が刺さったと言っていますが
私も、そうです。
一見、自分以外に原因があるようなことでも
それを選択したのは自分であるという考え方はできなかったので
めっちゃ勉強になったし刺さりました。