【完全解説】7つの習慣「主体性を発揮する」の要約まとめ【第1の習慣】

 

こんにちは、ロジャーです。

 

私ロジャーは
7つの習慣という本が大好きです。

もう何周も読みまくり、
本を開くたびに、新しい気づきや学びが生まれるので
本当に良い本だなあと思います。

ただ、この本、
ページ数多いし、分厚くて
内容も抽象的な表現が多くて初見だと理解が難しいです。

俺が初めて、この本を読んだのは
自分で起業してビジネスする前の
普通の会社員時代の時でした。

で、「7つの習慣」の第一印象は

「うわ〜!!
 すごい良いこと書いてるのはわかるんだけど
 具体的に内容を理解するのが、難しすぎる!!!」

って感じでした。

 

そんなわけで、今回は7つの習慣の

第1の習慣「主体的である」
(旧約では主体性を発揮する)

の部分を、

7つの習慣の関連本すらも読み漁った
7つの習慣オタクの俺が完全解説していきます。

 

セルフパラダイムは人間の特権

「主体性を発揮する」という本題に入る前に、
まずは理解しておくべき
前提知識を解説していきます。

 

この記事を読んで頂いている方は
おそらく人間だと思います。
(もしも宇宙人とかだったらワクワクするけどw)

で、この世界には
数多くの生物が存在していますが
人間にしか出来ないことがあります。

それは
自分自身を客観的に見つめ、自覚することです。

これだけ言っても意味がわかりませんので
具体的に話していきます。

例えば、

あなたはなぜ、
この記事を読んでいるのか?

と問われたら、

7つの習慣の「主体性を発揮する」を調べたい
詳しく知りたいという感情や意思が
自分にあるということを自覚できるはずです。

 

人間は自分自身を、
自分で見つめ直すことができるのです。

これは人間だけの特権です。

動物は本能に従って生きていますし、
なぜ腹が減ったのか?なんて考えませんからね。

 

7つの習慣では、

「自分がどのように物事を捉えているのか」を
セルフパラダイムと読んでいます。
(パラダイムとは物事の捉え方という意味です。)

 

要するに7つの習慣では、

人間の特権である「自覚」という能力を使って
客観的にセルフパラダイムを見つめ直し、
原則に基づいたパラダイムにシフトするべきだ。
(原則とは不変の決まり事のことです。)

と説いています。

この原則とパラダイムについては、具体例も含めて
こちらの記事でわかりやすく解説してます↓

中学生でもわかる!7つの習慣の「パラダイムシフト」と「原則」とは?要約まとめ

 

社会通念、世間の常識が正しいとは限らない

 

世間の常識や、世論なども結局は、
周りの人間の勝手なパラダイムでしかありません。

今でこそ、起業して一人で稼いで
生活しているので関わることはありませんが、

会社員時代には
「君は本当に要領が悪いな」
平気な顔して他人を評価してくる上司もいました。

ですが、これが正しいとは限りません。
大体の場合は、自分に都合の良い条件やモノサシ
相手を評価しているに過ぎません。

 

7つの習慣では、
このような根拠のない(原則にそぐわない)
決定論を3つ紹介しています。

遺伝子的決定論

「お前の運動神経のなさは父さん譲りだね
 うちの家系はみんな運動が出来ないよね」

遺伝子決定論とは、
このように遺伝を理由にして
はっきりとした根拠もなく、
子供のスポーツのセンスを
決定づけてしまうことを指しています。

 

運動神経だけではなく「性格」も
遺伝子を理由に納得している人も多いでしょう。

「うちの母親が短気だから、
 俺も短気になっちゃんたんだよね〜」とかですね。

心理的決定論

これは育った環境や教育が
今の性格を作っているという理論です。

「なんて失礼な奴!
 親がどういう教育しているのか見てみたいわ!」

なんて捨て台詞がありますが、
まさにこれだな〜と思いますね。

親の教育だけで、人格や評価の全てが
決定される訳ではないはずなのに。

環境的決定論

 

「会社の上司があんな奴だから
 俺の仕事もうまくいかないんだ!」

この決定論は
非常にありがちなパターンですね。

会社員時代の俺もそうでした。

この会社のせいで、
俺の人生がクソつまらなくなった。

とか、

上司がうざいから仕事やる気しないわ〜

とかです。

とにかく、
自分が置かれている環境が
全て悪いんだ!と思ってました。

 

さて、
これで3つの決定論が全て出ましたね。

  • 遺伝的決定論
  • 心理的決定論
  • 環境的決定論

ここまでの3つの決定論がどんなものなのか
ってのはお分り頂けたかと思います。

そして、この3つの決定論は、
刺激/反応理論に基づいている
と7つの習慣では述べられています。

 

と言われても、

はい?? 刺激/反応理論??
なんじゃそりゃ??

って感じなので、
次項で分りやすく解説していきます。

刺激と反応の間には選択の自由がある

 

7つの習慣ではオーストリアの心理学者
ヴィクトール・フランクルのこんな言葉が紹介されています。

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することが出来たのだ。

引用:完訳 7つの習慣 人格主義の回復,p79 

 

何が言いたいのかというと、

何か刺激を受けた時に、どんな反応をするのか?
人間はそれを自分で選択する権利がある

ということを言ってるんですね。

 

 

分りやすく、具体例を出しましょう。

例えば、
あなたは仕事に行くために
朝の通勤ラッシュの時間の満員電車に乗っているとします。

電車に乗っているあなたは、
体が押しつぶされて息苦しい状態。

そんな状況で、電車がガタンと傾き
前に立っていたおっさんがあなたの靴を

グリグリグリィ〜〜〜と踏んできました。

さて、
あなたはどんな反応をしますか?

もちろん痛いのは当たり前なんですが、
問題はもっと内面からの反応です。

 

「てめえ!!! 足踏んでんだよ!
 ふざけんなよ!!!キィィィィィィーー!!」

ブチギレることも出来ますね。

心の中で、
(うわ〜朝から最悪だ…靴が汚れる…)

と、一人で萎えることも出来ます。

あるいは

(満員電車だし、仕方ないわな。
 別にわざと足踏んだ訳じゃないし。
 おっさんよ、社畜同士、今日も仕事頑張ろうじゃないかww)

と心の中で笑い飛ばすこともできます。

これが、全ての刺激に対して
どんな反応をするのかを選択できるということになります。

↑刺激と反応の間には選択の自由があることの図解

 

3つの決定論を論破する4つの能力

 

刺激と反応の間には選択の自由がある
ということがわかったところで、

前述した3つの決定論(遺伝、心理、環境的決定論)
覆す4つの能力がある、と書籍では述べられています。

例えば、環境的決定論の
「上司のせいで、俺は仕事がうまくいかない
 上司のせいで、仕事へのやる気が出ない。」
という結論を4つの能力を使って覆すのであれば、

  1. 自覚
    →客観視することで仕事がうまくいかない自分の原因を探る
  2. 想像
    →どうすれば仕事がうまく行くのか?を考える
  3. 良心
    →仕事にやる気を出すかどうか、善悪で判断する
  4. 意思
    →上司から悪影響を受けず、仕事をやりきる意思

 

ということになる。

要するに、反応をしっかりと選択すれば
遺伝、心理、環境的決定論を覆すことができる。

 

他人からの批判や勝手な評価を
気にして落ち込む必要はないし、
自分の行動を選択する権利があるぜ

ってことですね。

 

第1の習慣 「主体性を発揮する」とは?

 

少し話がそれますが、
7つの習慣の書籍には
完訳版旧約版が存在します。
(完訳は、翻訳し直されたものです。)

で、第1の習慣は

英語の原文では「Be Proactive」
旧約版では「主体性を発揮する」
完訳版では「主体的であること」

と言う表現になっています。

まあどの表現であっても
言ってることは変わりませんね。

 

主体性の言葉の意味は

自分の意識や考え、
判断で行動しようとすること

ですね。

7つの習慣では
これを第1の習慣として、

主体性を発揮していけ!
と説いています。

7つある習慣のうちの一つ目ですから
ここがスタート地点になります。

で、前述したように
私たち人間の行動は
必ず自分で選択する自由があります。

逆に言うと、
どんな行動も自分で選択したことなのです。

要するに、どんな事であっても
自分の行動の責任は自分にある
という事になります。

 

責任(responsibility)という言葉は

英語のスペルに着目すると、
反応(response)+能力(ability)
構成されていることが見て取れると思います。

主体性がある人は
反応(=自分の行動)を選択する能力がある。

すなわち
ちゃんと自分の行動に責任を持っているのです。

 

では具体例と共に
主体性のある人と、主体性のない人の違いを考えます。

例えば、
今日は、上司が奥さんと朝、喧嘩してきたらしく、
めちゃくちゃ機嫌が悪いという状況だったとします。

主体性のない人であれば、
上司がイライラしている事に影響を受けて
自分も気分が上がらなかったり、イライラします。

このように状況や条件に自分が支配されていることを
7つの習慣では反応的になると表現されています。

一方、主体性のある人であれば
上司がブチギレていようが、
ウッキウキのテンションだろうが、関係ありません。

周囲の状況に支配されず、
自分の反応や行動を自分でコントロールできる。

 

とはいえ、主体性のある人は
他人や周囲の状況からの影響を受けないような
スーパーマンなのか?というと、それは違います。

主体性のある人は他責にするのではなく、
自己責任という思考をするのです。

主体性がある人というのは

上司がイライラしてて、
自分もイライラしてしまったとすると、

それは

自分が上司の機嫌に支配されて
自分の反応を選択した結果、
イライラしてしまった

と考えられる人だということですね。

 

率先力を発揮する。動くか?動かされるか?

 

ここまでは、

刺激(取り巻く状況や条件)に対して、
どうのような反応(自分に責任を持つかどうか)をするのか?

について話してきました。

ですが、
自らが刺激(周囲に影響を与える状況)を
生み出すことも出来ます。

それが率先力です。

この率先力があるかどうかは
何か問題に直面するとすぐにわかります。

というのも俺は
普段、ビジネスの指導をやっていて
教え子がいるのでよくわかるんですが、

主体性を持っていて、
率先力を発揮できる人

まず目的を達成するために何が必要かを自分で考え
その必要なことを一つ一つ自分で実行していきます。

ですが、主体性もなく、
率先力を発揮しない人というのは

全てのことに
救いの手を求めようとします。

ビジネスの話でいうと、

「集客はどうやればいいんですか?」
「どうやってマネタイズすれば良いですか?」
「次は何をしたらいいんですか?」

という感じに、自分からは動かずに
誰かが助けてくれるのを待っているんですよ。

まあ俺自身、
この7つの習慣を読むまでは
主体性のかけらもありませんでしたけど(笑)

 

でもやっぱり、どんなことにおいても
勝負に勝つのは、主体的に動ける人ですね。

そういう人ほど周囲の人間に良い影響を与えるので
自然と味方も集まってきますし、影響力がついてきます。

これはビジネス指導していて
もろに感じることなので、間違い無いですね。

 

反応的な言葉、主体的な言葉

言葉というのは
自身のパラダイム(物事の捉え方)を
映し出す鏡でもあります。

言葉遣い一つとっても、
そこに主体性があるのかどうかが見えてきます。

7つの習慣では、
「主体的な言葉」と「反応的な言葉」の例として
以下の言葉が明示されています。

反応的な言葉

  • 私にできることは何も無い
  • 私はいつもこうやっている
  • あの人は頭にくる
  • そんなことが認められるわけがない
  • 私はそれをやらなければならないのか
  • 私はできない
  • 私は……しなければならない
  • ……でさえあったら

主体的な言葉

  • 私は別の案を考える
  • 私は他のやり方を探す
  • 私は気持ちを抑える
  • 私は効果的なプレゼンテーションができる
  • 私は適切な対応を選ぼう
  • 私は選択する
  • 私は……のほうがよい
  • 私は……しよう

引用:完訳 7つの習慣 人格主義の回復,p92

 

ここで挙げられている、
反射的な言葉は
まさに会社員時代の俺の口癖でした。

「なんでこんなことしないといけないわけ?」

「あ〜あれもやんなきゃ。これもやんなきゃ。」

「あーもう無理。出来ない、無理だー」

などなど

とにかく自分の行動に責任がなかったです。
まさに主体性がない人間になってました。

 

でも、自分で起業を決意して、
ビジネスに取り組み始めてから強く思うんですが、

自分を変えられるのは、
自分しかいない。

本当にこれに尽きます。

昔の自分と今の自分を比べてみると
自分の人生を良くするも、悪くするも自分次第。
全ては自己責任なんだなーと思いますね。

 

主体性があれば、まじで世界変わるぞ。

 

昔の俺は、仕事がつまらなくて
しんどくて、上司が嫌いで、
でも転職する勇気もなくて、ずっとモヤモヤしてました。

人生がつまらなくて仕方がなかった。
でもそんな状況を変えられるのは自分だけ。

実際に行動してみて、
自分の力で稼げるようになって初めて、
この主体性の重要性を実感しましたね。

いや〜振り返ると本当に、

昔の俺はクソ野郎だったな〜

としみじみ思います(笑)

 

やっぱり、他人や環境のせいにして
文句言ってるのは楽チンなんですよ。

自分は悪くないって思えるから。

 

でも俺の場合は、そうやって逃げてるだけじゃあ
いつまでたっても人生楽しくならなかったんです。

で、色々な方法を模索しました。

どうにかして、この人生を楽しくしたい。
今の状況を変えてやりたい。

そう思った俺は
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1 個のコメント

  • どんな行動も自分で選択して責任も他なければなりませんね。

    言葉は自分のパラダイムを映し出す鏡、、刺さりました。
    言葉一つで自分の行動や考え方に変化を与えるので
    主体的な言葉を使うよう意識します

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